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タブー やってはいけないこと

バリで知り合ったニョマンのお家に遊びに行った時のこと。
タマン(ニョマンの弟)の奥さんが、まだ幼い彼女の息子の手をビシバシ叩きながら、何か強い口調で話しています。 「 どうしたの? 」 と聞いてみると、お母さんに左手で物を渡したから躾をしてるとの事です。
バリでやってはいけないことの話を聞いたので少し書いてみます。


まず、人に対して 左手を使ってはいけない 物を渡す、握手する、人や物を指差す...など、左手は不浄とされているので、左手を使うのはいけないことだそうです。


バリの人達の家に遊びに行って飲み物や食事を出された時は、 「 どうぞ 」 と言われてから口をつけること。少し遠慮する姿勢が大事なのかもしれません。
そして、食べ物については自分の器のものを残さずきれいに食べるのはダメ...だそうです。 「 残さず食べた、よっぽどお腹が空いていたのか 」 と思われるのだそうです。
日本だと残さないのが礼儀みたいな所がありますが、バリでは少し残すのがポイントのようです。


次のようなこともガイドブックなどに書かれていたので聞いてみましたが、 「 まあ、そうだね 」 という返事だったので、宗教とかの違いが関係するのかもしれません。まあ、覚えていて損はないですよね。
人の頭を触ってはいけない
怒っているように見られるので 腰に手をやってはいけない


また、寺院 などを訪れる時には次のことにも注意しましょう。
特に女性の方、肌を露出した服装はダメ。タンクトップやミニスカートなど...バティックやイカットなど、布を買っておいて巻いて入るといいでしょう。観光客の多い寺院などでは(有料のことが多い)入口で腰に巻く布を貸してくれることが多いです。
(写真を撮る場合などに特に注意が必要ですが)僧侶などより高い位置に行くとダメ。偉い人が一番高い位置にいないといけないそうです。
血がダメなので、傷を負っている人や生理中の女性は入場できない所もあるようです。(寺院の中には、女性は入場できない所もあるそうです)


まだまだ男尊女卑のお国柄なので、特に女性の方は行動に注意する必要があるようです。でも、これらのことは現地の人も出入りする場所での話ですから、ホテルなどリゾート・エリアでは何の問題もありません。念のため。
ニョマンのお家に遊びに行って食事をよばれたときも、女の人は一緒に食べませんでした。お祭りなどでみんな一緒に食事する場合も、男性と女性では食べる場所が違うのだそうです。やれやれ...

追記:2007年11月
寺院など観光に行く予定がある人は 事前にバティックなど買っておくといいでしょう。
肌を露出した服装では入れない寺院でも 入口で腰に巻く布を貸してくれますが、これが生地が厚くて暑いし臭い。
本物のバティックは手作りで高価なものですが、クタの街など一般的に売られている布は (プリント・バティックなどと呼ばれています) 値段交渉すれば数百円くらいで売られています。旅の記念?にもなるし 自前で用意されることをおすすめします。
Tシャツもそうだけど、カラフルな色や面白いデザインのものも多いので お土産としてもよろしいかと思います。

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