Island Yossy ブログ バリ島のことや日々の覚え書き - 2007年07月07日
映画 たそがれ清兵衛 隠し剣・鬼の爪 武士の一分
たそがれ清兵衛
製作:2002年11月公開
出演: 真田広之 宮沢りえ 田中泯 小林稔侍 大杉漣
隠し剣・鬼の爪
製作:2004年10月公開
出演: 永瀬正敏 松たか子 吉岡秀隆 高島礼子 倍賞千恵子
武士の一分
製作:2006年12月公開
出演: 木村拓哉 檀れい 笹野高史 桃井かおり 緒形拳
ちょっと古い話題で申し訳ないですが
山田洋次 三部作(と言われているかどうかは知らないが)で「どれが一番好き?」と尋ねられて、どの作品を答えますか?
個人的には鬼の爪なんだけど、うちの奥さんは清兵衛と言う
回りの知り合いにも尋ねたけれど、どうも見た順番にも関係しているみたい
キム○クファンには申し訳ないけれど
武士の一分は(少なくとも私の周りでは)評価が一番低かったが
後の2作品では、どうも最初に見たほうが評価が高いように思います
まあ貧乏武士をテーマに(してるかどうかはわからないが)内容も似てるからかな?
キム○クの悪口を言うのもなんなので(少しフォローを)
脇役で一番良かったと思うのは笹野高史だったし
檀○い じゃなくって宮沢りえとかがヒロインならもう少し違っていたかもしれない
30石の下級武士...とかの設定が多かったので少し調べてみましたが
ご存知だと思いますが、米で領地の広さや経済力を表していた時代はサラリーも米だったんですね
人一人が一年間で消費する米の量を「一石」としていたそうで当時は約150kgが一石なのだそうです
一合(150g)の10倍が一升、一升の10倍が一斗、一斗の10倍が一石、一石は1,000合ってことですね
(ちなみに一俵は一斗の4倍、40升)
当時の経済状況はよくわかりませんが
あまり優雅な生活は無理だったでしょうね
ちなみに、宮部みゆきさんの時代小説にもよく出てきますが
一石は約一両なのだそうです
丁稚奉公の年収もだいたい一両くらいだそうで(年収ですよ)
容姿も必要とされる料理屋などちょっとサラリーが良いお店でも五両ほどだったそうです
「おぬしも悪よのー」とかで出てくる千両箱なんかは相当なお金だったわけですね
山田洋次 三部作 みなさんはもう全部見られましたか?