Island Yossy ブログ バリ島のことや日々の覚え書き - 2007年12月06日
バリ島 チップについて
12月3日から14日の 「国連気候変動枠組み条約」 ...
まあ早い話が地球温暖化に関する会議はヌサドゥアのウエスティンでやっているらしい
今 バリ島に行かれている方は検問とか大変かもしれないですね
ホテルの部屋も足りないらしいし...
さてさて 今回のテーマは チップについて
日本人ってチップっていう概念に慣れていないし
いくらくらい出せばいいの? どうやって渡せばいいの? なんて思っている人も多いはず
まず サービス料が加算されている ホテルやレストランではチップを払う必要はありません
ローカルのワルンやカフェでも払う必要はありません
だいたいインドネシアだって日本と同じようにチップの慣習なんかなかったはずだしね
欧米人観光客が増えてきてからの弊害といってもいいかもしれない
とはいえ 慣習として定着していることだし
(相手も期待しているかもしれないし)
必要な時には妥当な額をスマートに渡したいというのが人情と言うもの
(これも日本人的発想かもしれないけれど)
その前に 空港ポーターのトラブル について
預け荷物のターンテーブルから税関までの短い距離を
勝手に荷物を運んどいて 「はい千円ちょうだい」 ってヤツね
これって最近思ったんだけど
彼ら (空港職員ね) にしてみれば 正当な職務に対する 正当なチップの請求じゃないのかな?
正当なチップの請求...というのは表現としておかしいかもしれないけれど
「仕事したんだからチップ頂戴よ」 というのが彼らの言い分かもしれない
荷物を運ぼうとしたら拒否するか
100円玉でも用意しといて渡してやるか (これって確信犯だけど) すればいいと思います
「勝手に運んでおいてチップ要求するの?」 なんて最初は思ったわけだけど
(恥ずかしながら3回目のバリで空港ポーターにやられちゃいました)
何か仕事をしてもらったら報酬は必要...というのが基本なのかもしれません
世の中タダなものはない ってことですね
ホテルに着いたら部屋までポーターに荷物を運んでもらう
ハウスキーピング、ルームサービス...などなど
レストランではオーダーや配膳なども仕事になるわけで
「それは料金に含まれているでしょ?」 というのは
チップの慣習がない日本人的発想なわけですよ
じゃあ 何でもかんでもチップを払わないといけないの? となっちゃうわけだけど
サービス料が加算されているホテルやレストランではチップを払う必要はない
気持ちの良いサービスを受けたら心づけとしてチップを払う
この2つの間で (ケースバイケースで) チップを出したり出さなかったりすればいいと思います
ニコニコして愛想の良いポーターにはチップを払うけれど
スーツケースとか重そうにして壁とかにぶつけちゃうポーターには払わないとかね
自分が心地良い気分になれた時に感謝の気持ちとしてチップをあげるといいと思います
ここで一つ あまり高級でないホテルに泊まった場合
チップがもらえることを前提に決まった給料がないホテルやレストランもあるので
そんなホテルやレストランでは極力 チップをあげるようにしてください
(彼らも生活がありますからね)
何を基準に見分けるのかは 何となく雰囲気で感じ取ってください
すごく愛想が良かったり、チップをもらえずに帰っていく時に寂しそうな顔をしてたり
どれくらいの額が妥当なのか?
5千から1万ルピアくらいのコーヒーが飲めるくらい
と書いてあるガイドブックを見かけたけれど これには ちょっと異論あり
確かに ちょっとしたことでも払うなら これくらいで何度か払うのもいいかもしれないけれど
自分が認めたサービスにしか払わないと決めたのなら2万ルピア
感激したサービスだったら5万ルピア
(個人的にこれくらい払ってるって額だから まあ参考までに)
高級ホテルのスタッフで月収2万円くらいです
自分がチップとしてもらうと嬉しい額は?を基準にしています
右手にそっとお金を持って握手をする時のように...
まあ いまだにスマートには渡せていないとは思いますが
「ありがとう」 って言いながら 普通に渡していますね
感謝の気持ちだし あまり格好良くなんて考えない方がいいのかもしれませんね