Island Yossy ブログ バリ島のことや日々の覚え書き - 2009年6月3日
バリ島 ウォシュレットがない
今さらだけど ウォシュレットとは温水洗浄便座のこと
TOTO 東陶の登録商標 つまり一商品名なのだが
世間一般的に おしりを洗ってくれる便座として呼ばれている
( ので ここでもウォシュレットと呼ばせていただくことにする )
バリ島のホテルなどではウォシュレットが設置されていない
ことについて書いてみたいと思います
バリ島ではウォシュレットはまったくのゼロなのか? というと
日本人や韓国人がオーナーのホテルでは設置されているホテルが増えてきている
しかし絶対数は少なく まったくのゼロではないが
有名なホテル、五つ星ホテル、超高級ホテルですらウォシュレットはない
例えばパッケージツアーになっているホテル、話題のホテルでも
ウォシュレットは設置されていない...と言ってもいいくらいの状況だ
ホテルのインスペクションなどに行くたびに
「 ウォシュレット 付けてくださいよ 」 とお願いするのだが
( お願いというのも変だけど 何かご意見はありますか?って話になると
いつものように日本人にはウォシュレットが必要という話をさせていただいている )
ウォシュレットというものは1度や2度使っただけでは
快適性というか 気持ちの良い いつも使いたいと実感できるものではないのだろう
日本人以外が ( ウォシュレットの快適性を実感していない人達が )
ホテルのオーナーやマネージャーだと
どうしても設置するという話には至らないようなのである
まあ 2の次 3の次ということになる
超高級ホテルでは iPod は各部屋に備えているが...といったところ
日本では 各家庭ではもう当たり前のものになっているだろう
駅や空港、病院やレストランといったパブリックな場所でも普通になっている
おそらく ウォシュレットはどこにでもあるもの と思っているのだろう
バリ島のホテルに着いて ウォシュレットが無いことに気づく...人も多い
あるホテルで聞いた話だが
日本人ゲストの子供がこんな所では泊まれないと泣き叫んだらしい
( おそらく生まれて初めてウォシュレットが無いことに直面したのだろう )
少し前のテレビ番組で 小学生に昔のダイヤル式の黒電話を見せると
電話だとわからなかったし 使い方もわからなかった
...というのと同じようなものかもしれない
そういう時代になってきているんですね
最近のテレビで 「 痔 」 と 「 水虫 」 の薬のコマーシャルが多いと思いませんか?
特に女性に多いらしいが
日本人の3人に1人が どちらかまたは両方に苦しんでいる?らしいのです
( ここでは水虫は関係ないですけどね )
特に痔持ちの人はウォシュレットは無くてはならないものでしょう
私自身もウォシュレットは無くてはならないものに近いですが
まあ無いものは仕方がないので
トイレットペーパーを水で濡らしてフキフキしています
ご存知の人も多いと思いますが
バリ島の ( 特にローカルな場所での ) トイレでは
便座の横に小さなバスタブのような ( 時にはバケツのこともあるが )
水を溜めているものがあり 手桶が付いていることがあります
手動ウォシュレットですね
トイレットペーパーなど使わずに 水で洗い流すわけです
まあ原理は同じなわけですが
慣れないとズボンやスカートなど衣類がびしょびしょになりますから ご注意を