Island Yossy ブログ バリ島のことや日々の覚え書き - 2009年10月26日
バリ島の物価は本当に安いのか?
690円ジーンズだとか200円弁当だとか
日本はデフレの真っ只中? 安いものしか売れない時代になってるのかな?
経済のこととか雇用対策とか
頭の良い学者や政治家に任せるしかないので
ここではバリ島のことを考えてみることにします
バリ島の物価は安いのでお安く滞在することができるのか?
物の値段 物価が安いかどうかの判断は人によって違うものでしょう
旅行で遊びに行っているので 日本で普通に生活している時とは
財布の紐の固さも違うだろうしね
普通に観光客が訪れるレストランやショップでは
日本とあまり変わらないお値段が付いている
いつも食べている100円ハンバーガーと比べるとお安くはないけれど
贅沢する時の 「 一流ホテルやレストラン 」 と比べるとバリ島は安いよね
と、いったところが実情なのではないかと思います
例えば食事
日本の一流ホテル リッツとかコンラッドとか? やミシュランレストランで食事する
一人当たり2~3万円?
同じようなメニューをバリ島の一流ホテルでオーダーする
( リッツはもう無くなったから アヤナとかアマンリゾートとか )
すると一人当たり1~2万円で食事ができた 「 バリ島はやはり安いよね 」?
ローカルのレストラン まあ普通の庶民のレストランやカフェ
一皿が1000円から1500円くらい
バリ島で 「 普通の 」 という定義は難しいけれど
まあガイドブックに載っているレベルでお安いお店だと
一皿が500円から800円くらいかな
( バリ島で庶民の、ってことになると何十円のレベルになっちゃうからね )
一人当たりのGDPで比較すると
日本は34,000ドル、インドネシアは約4,000ドル
( 日本は減少傾向だけど インドネシアは年々アップしている )
こういった統計値で庶民の収入などを計るのは難しいのだけれど
ホテルや街のレストランなどで働いている人の月収で1~2万円といったところだろうか
( もちろん年齢や役付きでも違うだろうけれど )
だいたい日本の10分の1くらい...と考えていいと思います
日本で1回のランチが500円くらいだとしたら
バリニーズ達のランチが50円くらいなので 経験的にも妥当だと思います
さて 1回の食事が50円 3食30日で4,500円 おー安いねー
この値段で日本人がバリ島で生活 ( 滞在 ) できるか?
不可能とは言い切れないけれど ほとんど不可能に近いですね
普通のバリニーズが食事に行くと 50円のナシチャンプルやバビグリンが
外国人が行くと 1~2万ルピア (ひどい店だと4~5万ルピア)
1円=100ルピアで 100~200円くらいになっちゃうわけですよ
これは市場などでの買い物も同じような話で
バリ島で暮らして10年が経つ日本人でもバリニーズと同じ値段で買うのは難しいのです
だからバリニーズの知り合いにブンクス(テイクアウト)を頼んだり
代わりに買い物をしてきてもらったりしているんですね
結論で言うと 「 バリ島の物価は安い 」 のですが
バリニーズの庶民的物価を外国人が享受できるか?というとそれは無理
と、いうことになるかと思います
これをボッタくりと取るのか 当たり前と考えるのかは
その人の尺度の問題ですね
特に東南アジアの海外では
その国に慣れないうちは 「 2分の1から3分の1で済めば上出来 」
なのではないかと思いますが いかがでしょうか?