Island Yossy ブログ バリ島のことや日々の覚え書き - 2013年2月26日
話のネタ バカチョンとは
バカチョンとは...馬鹿でもチョンでも、のことだと思うが
江戸時代から使われているものの例え言葉らしい
個人的にも一般的になったのは、1980年頃にCMでも使われていた
「バカチョン・カメラ」からではないかと思う
デジタルカメラや携帯電話のカメラなどが一般的になった今となっては
若い人など知らない人も多いと思うけれど
その昔、写真を撮るカメラというものはシャッターを押すだけで撮れるものではなかった
露出(絞りとシャッタースピード)を適正値に合わせて
ピントを合わせてシャッターを押さないと撮れないテクニックが必要なものだったのです
しかも今と違ってSDカードに保存できるなんてハイテクなものじゃなくて
フィルムというものに露光して、それを現像して、紙に転写して
...まあ話が長くなるので、昔の写真に興味がある人は調べてみてください
まあ、とにかく1970年過ぎに「バカチョン・カメラ」
露出やピントを合わせなくても、馬鹿でもチョンでもシャッターを押すだけで簡単に取れる
コンパクトカメラ(当時はこんな呼び方じゃなかったと思うけど)が登場するわけです
若い人は知らないでしょうね バカチョン・カメラ
「お父さんがそう呼んでいた」という人が30歳前半くらいかな?
まあ40を過ぎてるお父さんなら大半が知っているかな?
この「バカチョン」ですが、馬鹿はそのままの意で
「チョン」は、つまらない人・取るに足らない人のことを拍子木の音になぞらえた
ということが語源のようだが
あるお国の人が「これは差別用語だ」とクレームをつけ
放送業界では放送禁止用語になっているのだそうだ
カメラもフルオートでシャッター押すだけが当たり前だし
バカチョンという言葉も死語に近いだろうし
勘違いでも特定のお国の人が気分を害するのなら
使わないようにするのが良いことなのだろうけれど
差別だー、と言われるのもちょっと違う気がするな
まあかわいそうな言葉の一つと言うことなのでしょう