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Island Yossy ブログ バリ島のことや日々の覚え書き - 2013年6月20日

話のネタ ワンオーダー制?

近所に古くからやってる珈琲専門店があって、たまにモーニングを食べに行ったりもする
水出しコーヒーも置いている本格的なお店
ちなみに水出しコーヒーは、お湯ではなく水でポタポタと時間をかけて抽出する
ダッチ・コーヒー Dutch Coffee と呼ばれることもある
これも調べてみると、戦前のインドネシアがオランダの植民地であった頃に
水出しコーヒーが考案されたのだそうだ
それをオランダ人が改良して今の方法になったとのこと
オランダの英語表記は Netherlands ネザーランドだけど
ヨーロッパ(特にイギリス人が)では、今のドイツとオランダあたりに住む民族を
まとめてダッチ Dutch と呼んでいたそうな
それからオランダが独立した国になった時に
イギリス人がオランダ人のことをダッチと呼び、それ以外の人々をGermanと呼んだそうな
今でもオランダのことをダッチと呼ぶ人もいるけれど蔑称になることもあるらしいので注意


さて本題
会計をしようとレジに向かうと
レジの前に次のように書かれたプレートがあった
「当店はワンオーダー制となっております。ご了承ください...」
意味が分からなかったので尋ねてみると
まあ次のようなことが何度かあったらしい


お客さんが店にやってくる(一人の場合や複数のこともあったそうな)
店員が水を持ってオーダーを取りに行く
休憩したいだけなので水だけでいい
いやそれは困りますと何かオーダーしてくださいと店員が言うと
そんな何か頼まないといけないなどとどこに書いてあるんだ
と、言われたので、このプレートを作ったのだそうだ


調べてみると、ワンオーダー制というのは
来店した人(一人につき)何か一つ注文しなければいけないということだそうだ
ファミレスとかカラオケ店などですね


でも、こういうのって常識の範疇じゃないの?と思ったが
ネットで調べてみると、まあいるいる自己中な人が
その珈琲店も「どこに書いてるんだ」と言われたから
渋々但し書きをするようになったんだろうしね
まあ世も末だなと思った出来事でした


その時に思い出したのは
ずいぶんと昔のことだけど
当時住んでいた近所にセルフサービスのうどん屋があって
(今は全国展開もしてるポピュラーとなったうどん屋)
かけうどん小(一玉)が100円だったな
その店は良心的で、レジが終わった隣のテーブルに薬味を自由に取れるようになってて
刻み葱、天かす、そしてかつお節まで置いていた
「ご自由にどうぞ」って書いてあるし
かけうどん小で丼と同じくらいかつお節をてんこ盛りにする奴が
私が見かけた限りでも3人ほどいたなー
それも、いい年をしたじいさんばあさんばかり
そりゃ自由とは書いてるけど、常識的な量ってあるだろ
そう思ってたら、やはりかつお節は置かれなくなって
今では、刻み葱も店員が盛るようになってるんじゃないかな
世知辛い世の中になっていくのかねー

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