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バリ島 旅行記 2005年11月 帰国後作成

このページは帰国後に作成しました。
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バティックの買い付けについて書いた「バティックを求めて」は こちらです。

今回のバリは、11月02日(水)~30日(水)旦那一人旅です。


バリ島は安全か?

まず、このテーマから...
今回の旅行を(最終的に)決めたのも10月のボムの後だし、先に個人的な見解?を述べさせていただくと
「人は誰でもいつかは死ぬものだし、旅行をやめて日本にいても交通事故とか危険なことはどこにでもいつでも身の回りにある (言葉は悪いかもしれませんが)誰かも知らないお兄ちゃんのダンプにはねられるとか、どこかの通り魔に襲われるとか、そんな死に方をするくらいならバリでボムに巻き込まれてもかまわない」
幸いにも?「あなたの人生だから好きにすれば」と言ってくれる家族だし、誰の反対を押し切って出発するまでもなく自己責任で行動しています。遺書とかを残しているわけではないけれど、何か起こったら向こうで火葬して灰は海に撒いてくれと託けてます。
個人的な意見なのでお耳障りな方は読み飛ばして下さい。そんな考えを持ってるヤツがこのページを書いていると思って読んでいただければ幸いです。

今回の滞在中にも「バリはどうですか?」といったメールを頂きましたが、私の方も返答に困りますので(安全ですなんて言えないし)まあ、同じような内容を書いています。どこでも同じだと思います...なんてね
確かに旅行者の数は目にみえて減っていますが、今はオフシーズンですしね。ここ1年ほどのバリが異常に観光客が多かっただけで(例えば2002年のボム前の同時期はこれくらいだと思うし)以前に戻っただけ...だと思います。
今年の9月もバリに行きましたが「エアーも満席、ホテルも満室」で予約に非常に苦労しました。(9月中旬ですよ、お盆に行こうと思ったわけじゃない)気軽にバリ行きの計画が立てられるし、人気のレストランも空いているし、私だけでなくリピーターの方は喜んでいるのではないかと思います。もちろん観光客が多いほどいい現地の人には申し訳ないとは思いますが、オフシーズンくらいのんびりとバリを楽しみたいと思っている人もいると言うことです。

街ではポリシの検問も(たまに)行っているし、大型ホテルほどゲートでのチェックは念入りにやっている。もし心配な方は、できるだけ高級な大型ホテルに宿泊して街には出ないことですね。それはそれでリゾートの楽しみ方でもあると思うし、ホテルの中だけでもバリを楽しむことはできますよね。

残念なことに、セキュリティのためにと称して(通行料や駐車場代の名目で)料金を取るところが増えています。元々はセキュリティの警備員を雇うためにお金を取っていたものが、セキュリティチェックはそこそこに(まったくチェックをやってない所もある)お金を集める行為だけが残っているケースも多いです。(まあバリらしいとは思いますが)
今回の事件のリーダーが射殺されたし安心しているのかな?とも思いますが、危機管理という面ではとても万全ではありません。これは現地の人々だけではなくインドネシア政府も同様だと思います。事実、政府の「対策は万全です」といった発表後すぐにバリに行ったわけですが、街にポリシやアーミーの姿を多く見かけたわけではないし検問などを多く見かけたわけではないからです。「こんなのでいいのかな?」っていうのが率直な感想でした。もちろん旅行者が目にする場所で少なかっただけで空港や港では厳重警戒が行われていたのかもしれませんが...


バイク

バリでレンタル・バイクを借りている方もいると思いますので(大きなお世話かもしれませんが)一言ご注意を
(これはいいことなんだろうけど)ポリシの検問をたまにではありますがやってます。それも今まで見かけなかった街の中でやってます。例えばクタ・ビーチ前のJLパンタイ・クタとかサヌールのJLタンブリンガンなどですね。
私自身も「ローカルはOK」と言って街の中ではノーヘルでバイクを乗り回していましたが、常にヘルメットをつけていないといけません。また同様に免許証も必要です。(街の中しか乗らないから無免許でも...はやめておいた方がいいです)これらは日本と同様に交通違反になります。
私はいつも国際免許を持っていきますが、厳密に言うとこれもダメ(インドネシアは国際免許に加盟していない)ホントはデンパサールにある警察署に行って観光客用の短期ライセンスを取得する必要があります。
とは言っても、国際免許を持っていればバイクも借りれるしポリシの検問でも何の問題もありません。ただ、事故などを起こし裁判等になった時は国際免許ではトラブルになる(釈放が遅れるなど)ことがあるようです。

ちなみに経験上と聞き込み調査(知り合いに尋ねた)によると、検問などポリシが複数の場合は大丈夫ですがポリシ一人だと言いがかり?をつけられることが多いです。スピード違反だとか蛇行運転などです(どこに制限速度があるんだよ!)
「違反だ」と言われ(ポリシにもよりますが)だいたい10万ルピアからスタートします。(まあ交渉が始めるわけですね)バリニーズが当事者の場合は車が5万Rpバイクは2万Rpのようです。張り切って?交渉されればいいのですが、あまりブラフは使わないように。と言うのも、「何も違反はしていない、金なんか払うもんか」と強気にやっちゃうと、ポリシによっては逆ギレされることもあるようで「それなら警察署に行って裁判だ」なんてことも実際にあるようです。掛け金が吊りあがってしまうか一晩お泊りなんてことにならないように、謝りながらヤンワリ交渉がよろしいようです。
「どうして違反もしてないのに?」と思われる方はインドネシアではご自分で運転をされないことです。まあ、こんな国なんですよ。
幸か不幸かはその方の判断にお任せしますが、ホントに交通違反をした場合は(日本と同じように)正規反則金は結構高額なんですよ。ポリシ一人に捕まって5万Rpくらいで収まるならラッキーって事もあるんです。(これはポリシ複数の場合は正規でやらざるを得ないことが多いので内緒でというのが難しいって意味です、裏金が使えないこともあるってことですね)


レストラン

いつも面倒臭いので決まったカフェやワルンで食事をしていましたが、今回は新規開拓!ハズレもあったけど当りもありました。皆さんもご存知でしょうが、ガイドブックも当てにならないことが多い。最終的に信じられるのは自分自身、行って食べてみないとわかんないんですよね。
今回「なるほど」と思ったのは、スミニャックはJLオベロイに建ち並ぶ人気のレストラン街。今年9月に行った時は(夕方のディナー時ってことだけど)どの店も満席。観光客が多かったから、味とかで選ぶんじゃなくて席が空いてる店に入らざるを得なかったんだと思います。でも今回はオフシーズン、どの店でもいつ行っても座れないなんてことはありませんでした。面白いのは「この店って美味しいの?」とガイドブックとかの写真で感じてた店や、「この店は不味い」って経験上わかってる店は(やはりと言うか)ガラガラ。みんなわかってるんだなーと言うか、良い店に客は集まるってことですね。
ハズレないコツ...があるとすれば、やはり客の入ってる店に行くってことですね。特にヨーロッパの老夫婦やオーストラリアンが多い店。もしくはローカル(インドネシアン)が多い店。または(たぶん彼らはネット検索とかで十分な下調べをしているんだと思うけど)韓国・台湾の客が多い店ですね。ヨーロッパの人達とは味覚が違うこともあるから稀にハズレに出会うこともあるけれど(好みの違いってことでね)韓国・台湾の人達とはかなり近いと思うから、彼らが座っているお店に行くのが確かかもしれません。
お時間がある方は昼間にもお店を確かめて(夜だけしか営業していない店でも掃除の状態などはわかるから)夜にもう一度チェックしてお店を決めるといいですよ。昼の顔を見て「ん?」と感じた店は、やはり夜行っても客は入っていないし美味しくないことが多いです。(すべてを確かめたわけではありませんが経験上ね)


うるさい

これまで旅行記などのページで「韓国・台湾の人達はうるさい」と書いてきていましたが、お詫びして訂正させていただきます。「どこの国かは関係なく人数が集まるとうるさい」が正解です。どうも申し訳ありませんでした。
マデス・ワルン2で大声で騒ぐガイドを連れた5人ほどのグループ、とあるホテルで一日中騒がしい親子連れ、どちらも日本人でした。(もう少しで怒鳴りにいくところでした)国とかは関係なく3人以上だと騒がしくなるんですね。リゾートで楽しい気分なのはわかりますが、やはりお互い節度を持って行動するようにしたいものです。
あなたが仲間に知ったように語っている(半分くらいは違っていた)大声、あなたの可愛いお子様の(おそらく両親には鈴の音のように聞こえているのであろう)はしゃぎ声は周りの方には騒音なのです。お互いに注意しましょうね。

今回うるさいなーと思って振り返ると多かったのはインドネシアン(ジャワ)の人達。お金持ちな方々が増えてきて観光客しか行かないようなレストランにも彼らが増えてきたように思います。これはよいことでもあると思うし否定するつもりもありませんが、日本のバブリーな時のオヤジ連中を思い出してしまいました。「金さえ払えば文句ないだろ」的な横柄な態度というかマナーがなっていないと言うか...まあ日本もそうだったように同じ道を歩んでいるのかもしれません。
また、バイクで走っていると危ないなーと感じたのはホンダ車など運転するセレブな女性たち?本当のお金持ちな方々は運転手つきのベンツなどに乗られていますが、ある程度の小金持ち(失礼)な奥様などはホンダ車などをご自分で運転されています。バリ島が初めての方は猛スピードで走るバイクなどを見て一見ルール無用の暴走運転に見えるかもしれませんが(これはバイクや車を運転された方には理解していただけると思いますが)「暗黙?の交通ルール」は存在しています。しかし彼女たちにはそれは通用しません。見かけたら車間距離を十分にとることが必要です。


写真もなく殺風景なページになってしまったので最後に一枚。
JLレギャン沿いのとあるカフェ(2002慰霊碑の近く)の女の子です。「バリにもメイド喫茶が出現か?」と思いましたが、単なるスタッフ制服のようです。フーフーしてアーンってやってくれるのか?どうかは実際に訪れてみて確かめてください。この店を経営しているのが日本人なら大笑いな話ですが、ご存知の方はメールで教えてください。
こんなところで今回のバリ旅行記は終わりです。
今回は面白い?こともたくさんあったので別のページでご紹介したいと思います。

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