Island Yossy バリ島旅行情報 バリ島旅行記

バリ島 旅行記 2010年3月-4月 ＜ページ21＞

4月14日（水） ブドゥグル Bedugul

友人に、ブドゥグルへストロベリーを食べに行こうと誘われる。
ブドゥグル？ 苺？ どこそれ？と尋ねると、北の方、山の上だよ。と言われる。
まあせっかくのお誘いなのでついていってみると、ブドゥグルというのはブラタン湖 Lake Beratan あたりの地名らしい。

大昔にロビナに行く途中でブラタン湖を見た記憶がある。
当時と比べると道路も整備され、自動車も新しいので （ 当時オンボロの車で行った ） デンパサールから混んでなければ1時間30分、2時間みておけば大丈夫かな。

上の写真はブラタン湖ほとりの土産物屋。ボート乗場やレストランもある。
ここに着く途中には、ストロベリー･ヒルズ･ホテルやストロベリーといった看板が目につく。標高があって気温が低いので苺の栽培に適しているのか？自分で取って食べられるイチゴ狩りの農園もあった。ここの土産物屋でも苺を売っていた。

ランチ時だったので苺の前にまずは食事、とレストランに入る。
すると駐車場にすごい数の大型バスが見えていたのだが、レストランにはものすごい数の子供達が．．．
尋ねてみると、ドメスティック （ インドネシアン ） の修学旅行でバリ島に訪れているのだそうだ。
ジャワ島から来ることが多いらしく、日本と同じように小学生、中学、高校とそれぞれで修学旅行があるらしい。（ 日本の就学とは制度が違う、確か義務教育は10年だったかな？ ） 彼らは17歳くらい、バリ島で3泊して帰るのだそうだ。
カメラ付の携帯電話やデジカメを持っている子も多い。日本の学生と変わらない。ギャーギャーとうるさい。
ところで、このレストランが文字通り水上レストランで湖の上に建てられている。ヘナチョコな板を敷いただけの簡単な作りで隙間から下の湖が見える。誰かが歩くたびに揺れるし変な音も聞こえる。
景色はいいんだけどねー。壊れないかと冷や冷やしていた。こんなところで事故にあっちゃったらニュースが少ない時だと日本のテレビに出ちゃうよ。「 日本人観光客も多いバリ島の水上レストランが倒壊 日本人1名も含まれている模様 」 なんてね。

このレストランのスタッフに尋ねてみると、ここではドメスティックの修学旅行や （ 主に中国系が多いらしいが ） 観光客が毎日2,000人以上 ランチを食べていくのだそうだ。
そういう団体客はビュッフェ･スタイル。2,000人×一人5,000ルピアとしても 1,000万ルピア！ 一日10万円くらいの売上かー、たいしたもんだ。

食事が終わった頃に、それまでも雲行きは怪しかったがものすごい雷の音とともに大スコールが始まる。写真であめの風景を撮るのは難しい。それまでくっきりと見えていた対岸の風景も雲と雨に隠れて見えなくなる。
山のスコールは激しいなー。これまで経験してきたスコールの中でも1,2を争うほどのものすごいスコールでした。

結局、このレストランで1時間待ってみるもスコールは弱まってきたが上がる気配はない。
今回のストロベリーはお預け。このままサヌールに帰ることにする。

ランチを食べにきただけ、だったけど。ここで食べたアヤム･ララパン フライド･チキンは1羽を丸ごと使っていて、これまで食べたアヤムの中で1,2を争うほど美味しかった。これにご飯を付けて 2万ルピア。それほど観光地価格ということもない。

まあアヤムも美味しかったし、ものすごいスコールも見れたし満足の一日でした。
そうそう慣れてきたつもりでも忘れることも多い。
ブラタン湖やキンタマーニなどなど、バリ島で山の方に観光に行く時の注意。
常夏の島でも山間部は冷える キリマンジャロに万年雪があるのと同じ？ 何か羽織るもの、トレーナーとか厚手のものがいい、を忘れないこと。ものすごく寒かった。
そうだ。あまりも寒いので売店でフリースのパーカーを売っていたので値段を尋ねると 「 ウー･アー･ウー 」 と言われる。何それ？実際は5万5千ルピアだったのだけれど、帰りの車の中で思いついたのが、イーリャンサンスーウーのウー 5のことか？ そうか中国系に見られたか。やれやれ．．．