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バリ島 旅行記 2010年8月-9月 <ページ11>

9月14日(火) レンボンガン島を一周してみよう

せっかくレンボンガン島に来たのだからオートバイを借りて島を一周してみようと思う。
予備知識ゼロでレンボンガン島に行くと言ったけれど、さすがに最小限の状況はバリ島の友人たちに尋ねている。さすがにまったくの行き当たりばったりでも困ることもあるから。
それでも尋ねて行ったのは次のこと
インターネットはできる? ネットカフェもあるらしい
バイクはレンタルできる? できる
コンビニはある? ミニマーケット ( 日本で言うコンビニ ) はないけどワルンはある
ワルンやカフェはある? バビグリンはないけどサテ・カンビンはある ( らしい )
まあ この程度のことだ。予備知識ゼロに近いでしょ?


4日間滞在していろいろとあったわけだけど、まあそれは追々書くことにして。
まず一番に感じたことは 「 すべてが高い 」 離島なので仕方ないのだろうけれど、ほとんどの物資をバリ島まで船で買い付けに行っているようで、ビールやら煙草やらミネラルウォーターやら何でもお高い。
缶ビールを8本ほどと煙草を3箱ほど持参して行ったけれど、まあ正解だったようです。ワンディ・クルーズなら必要もないだろうけれど、宿泊するのなら ( お安く上げたいと思うなら? ) いろいろと持参していった方がよろしいかと思います。


さて、暇そうにしていたホテルのスタッフに声をかけて尋ねてみる。
島を一周してみたいんだけどバイクでどれくらい時間がかかる? しばらく考え込んで、2時間くらいという返事。
まあ後でわかったことだけど5時間以上はかかるかな? 道路が舗装されていないデコボコ道なので怖くてスピードが出せない。慣れている島民なら2時間で回れるのかもしれないけれど。
次にホテルにバイクのレンタルがあるか尋ねてみる。
( そのホテルスタッフの個人所有のバイクだろうけれど ) ある。一日Rp.80,000-だと言う。
後でローカルの料金を調べてみると6万から10万ルピアくらい。バイクのレンタルもやはり高いのだ。
探すのも面倒なので8万ルピアで借りることにする。ヤマハのミオというスクーターだったし、ガソリンも込みにすると言うしね。


ガイドブックも何も持ってないので 「 地図はありますか? 」 と尋ねてみると、あると言う。 ( まあ当たり前か )
しかし、その地図というのが下の写真。


レンボンガン島の地図

海賊時代の宝の地図か? と思ってしまった。
実際に島を回った後でわかったことだけど、道路だってそれほどあるわけじゃない、道路標識もほとんど無いと言っていい。太陽でだいたいの方角に見当をつけて道路を走ってみて、行き止まりだったら引き返して別の道路を走る。そんな感じですね。間違ったからといって引き返すのに何時間もかかるわけじゃない。
最初こそ地図を頼りにしていたけれど、途中からは必要としないくらい。「 さあ北に向かって進もう 」 そんな感じですね。


道行く外国人観光客達に3度ほど道を尋ねる。 ( オーストラリアンが多かった ) そして同じように何度か道を尋ねられたりもする。わからないもの同士が助け合って最短時間で目的地にたどり着こうとするのだが、地図も適当だしねー。
自分の進んでいる方向から向かってくる人に 「 この先にビーチはありますか? 」 と尋ねても、例えその先が山であって方向違いではあっても、小さな島なので山を下った先にはビーチだってある。
お歳を召したカップルに 「 このホテルはどこでしょう? 」 と尋ねられたこともあったが、ホテル ( ロスメンか ) の地図も適当で、ホテルはココという丸印は一つの集落ほどの大きさがある。それでもだいたいの見当をつけて 「 この道をまっすぐ行くとイエローブリッジがある。そこまで行くと行き過ぎだから引き返して探すといい。 」 数少ない周知の目標物を基準に、あっちだこっちだと言うしかない。それでも30分もかからずに探すことはできるでしょう。


レンボンガン島の道路

レンボンガン島の道路ですが、ビーチに沿って道路があれば景観もいいのだけれど、大半は上の写真のような山道のようなところを通ります。
写真の道路は島の南からジュングッ・バトゥという島最大?の村に向かう道で、これでも道幅もあり舗装もしっかりしている方なのです。幹線道路ですね。
その他の道路は 「 いつ舗装したのかな? 」 暴れるバイクのハンドルを押さえつけながら走らないといけないガタガタの道で、それでも大昔に舗装したような後がある道は獣道のような未舗装の道と区別もつくので 「 たぶんこっちが本道だろうな 」 とわかるのに便利?ではあります。


文句ばかり書いていますが結構楽しかったですよ。
ポリシー ( 警察ね ) 一人もいなーい
なのでバイクもナンバーさえ付いていなーい
もちろんヘルメットも必要なーい
歌にできそうな感じで ( 道路さえもっと整備されていたら快適な ) ツーリングが楽しめます。
バリ島でバイクに乗るのとは違った危険もありますので、慣れている人のみ自己責任でバイクをレンタルしてみてください。

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